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〒533-0006 大阪府大阪市東淀川区上新庄3-11-6 エトワール上新庄1F
年中無休
昨今の葬儀は、軽く明るく深い
先月末、一人暮らしの80代男性の方より、お葬儀の事前相談をお受けしました。
お盆に兄弟で集まる場で、「自分のお葬式について弟と詰めた話がしたい」
とのご要望でしたので、対応させていただきました。
具体的には、どのようなお葬儀の形をとるか?費用はどの位かかるのか?
葬儀の場所はどこなのか?おおまかな流れはどうなのか?などをご説明いたしました。
ご希望は、見送ってもらう人もあまりおらず、弟夫婦だけの可能性もあり、
あまり負担も掛けたくないとの事で、直葬をお考えでした。
費用については、ホームページに記載されている「定額16万円直葬プラン」にされ、
場所は、その時に相談させていただく事となりました。
おおまかな流れは、病院で亡くなった場合と自宅で亡くなった場合の2つのパターンを
ご説明いたしました。
以前にも、事前に相談をいただき、実際お葬儀をさせていただいた事がございますが、
事前相談のあと、ご本人様の生い立ちや日頃の生活の雑談をお聞きしておりますと、
やはり、ご縁があった人の葬儀をさせていただくのは、複雑な感情が湧いてきます。
それでなくても、年々齢を重ねると涙腺がゆるくなりがちで、些細なことで涙が溢れそうになるので、
この方のお葬儀の時には、プロらしく感情を抑えてお送りすることができるのか?と不安になります。
しかし同時に、葬儀という人生最後イベントに、私を選んで頂いたというよろこびと責任感も湧いてきます。
また、事前に相談に来られる方々に共通して感じることは、自分の死を受け入れておられるように思います。
そのお話しぶりからは、毎日の朝食を食べるような感覚で「自分の死」を捉えておられる感じがします。
長寿の社会となり、「自分の死」を見つめる時間が長くなり、
「自分の死」の概念も「重く暗い」ものから「軽く明るい」ものに変化しているような気がします。
ただ、「死」に対する他人からの「深み」に変化はなく、現代の葬儀は「軽く明るく」しかし「深い」ものへと変わってきているように思います。
あまり、葬儀を表す言葉として適切ではないかもしれませんが、
昨今の葬儀の簡素化も、この様な概念が広まりつつあることが、要因の1つではないかと思います。
18/10/07
18/10/02
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先月末、一人暮らしの80代男性の方より、お葬儀の事前相談をお受けしました。
お盆に兄弟で集まる場で、「自分のお葬式について弟と詰めた話がしたい」
とのご要望でしたので、対応させていただきました。
具体的には、どのようなお葬儀の形をとるか?費用はどの位かかるのか?
葬儀の場所はどこなのか?おおまかな流れはどうなのか?などをご説明いたしました。
ご希望は、見送ってもらう人もあまりおらず、弟夫婦だけの可能性もあり、
あまり負担も掛けたくないとの事で、直葬をお考えでした。
費用については、ホームページに記載されている「定額16万円直葬プラン」にされ、
場所は、その時に相談させていただく事となりました。
おおまかな流れは、病院で亡くなった場合と自宅で亡くなった場合の2つのパターンを
ご説明いたしました。
以前にも、事前に相談をいただき、実際お葬儀をさせていただいた事がございますが、
事前相談のあと、ご本人様の生い立ちや日頃の生活の雑談をお聞きしておりますと、
やはり、ご縁があった人の葬儀をさせていただくのは、複雑な感情が湧いてきます。
それでなくても、年々齢を重ねると涙腺がゆるくなりがちで、些細なことで涙が溢れそうになるので、
この方のお葬儀の時には、プロらしく感情を抑えてお送りすることができるのか?と不安になります。
しかし同時に、葬儀という人生最後イベントに、私を選んで頂いたというよろこびと責任感も湧いてきます。
また、事前に相談に来られる方々に共通して感じることは、自分の死を受け入れておられるように思います。
そのお話しぶりからは、毎日の朝食を食べるような感覚で「自分の死」を捉えておられる感じがします。
長寿の社会となり、「自分の死」を見つめる時間が長くなり、
「自分の死」の概念も「重く暗い」ものから「軽く明るい」ものに変化しているような気がします。
ただ、「死」に対する他人からの「深み」に変化はなく、現代の葬儀は「軽く明るく」しかし「深い」ものへと変わってきているように思います。
あまり、葬儀を表す言葉として適切ではないかもしれませんが、
昨今の葬儀の簡素化も、この様な概念が広まりつつあることが、要因の1つではないかと思います。
大阪府大阪市東淀川区上新庄3-11-6 エトワール上新庄1F
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